開発への課題 4
マレーシア経済は、1988年以来直接投資急増の波に乗り、年平均8%を越える高成長を達成してきました。
96年には過熱気味の経済に対し、金融引き締め等の総需要抑制政策がとられます。
しかし、それでも8.6%のGDP成長率を達成しているのです。
マレーシアの国際収支は、貿易収支は黒字。
しかし、貿易収支黒字を上回る貿易外収支の赤字のため経常収支は赤字となっています。
1996年は、電子・電機製品の輸出が堅調な一方、円高の解消や中間財輸入の減少により貿易黒字は40億ドルに達しています。
これに対しサービス収支の赤字は、前年の76.4億ドルか576.9億ドルへと微増に留まり、結果的に経常収支の赤字幅は95年の86億ドルから48億ドルへ減少しているのです。
財政収支は、民活1を盛んに取り入れることによって政府開発予算を微増に留めることに成功。
1996年を含め4年連続の黒字を維持しています。