開発への課題 3
対インドネシア協力の中心分野は、経済インフラで、そのうち運輸、電力・ガス、給水・灌漸の3分野で、全体の半分以上を占めています。
1997年度には経済危機にある同国を支援するために、98年1月に中期的に経済発展の基盤強化に資するプロジェクト19件、総額1,952億4,800万円を供与しました。
さらに98年3月には国際収支上の困難を直接支援するセクター・プログラム・ローン(SPL)、200億円を供与。
同ローンによる資金は、教育・保健・社会福祉分野での事業にも充てられることとなっており、経済危機のしわ寄せを受ける社会的弱者層への支援にもなるものです。
今後、円借款事業の実施にあたっては、経済危機下での経済成長の鈍化をはじめとする経済情勢の変化に、借款供与の時期やセクター間でのプライオリティーに変化が生じていると考えられることから、これを踏まえた取り組みが必要となっているのです。